九州大学SDGsデザインスクールは、2019年に始まった九州大学大学院芸術工学研究院が行う教育活動です。Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）にデザインの領域で貢献することを目指し、子どもから大人までさまざまな人を対象にした創造性教育プログラムを提供しています。

SDGsデザインスクールに参加すると、教育プロセスを通して21世紀型スキルと呼ばれるコミュニケーションスキル・創造性・批判的思考・社会的感情の学びを身につけることができるでしょう。例えば、これまでに実施したプログラムでは、高校生が、経済、健康、ゴミ問題、気候変動、教育など身の回りにあるさまざまな社会課題を探りながら、教員と共にデザイン思考で解決策を考え、少し先の未来を見据えたスペキュラティブな提案をしました。学生は身近なことからSDGsに貢献する方法を学び、教員は地域の多様なニーズや社会の急激な変化に合わせた新しい授業・教育手法を実践することができました。

私たちは、学校や企業、行政、団体などからのご相談に合わせて意見交換しながらSDGsに取り組む教育プログラムを共に開発します。ここでの成果は、デザインの考え方や手法を取り入れた教育ツールやプログラム、教授法などで、マニュアルや動画などにまとめてオープンソースの教材として世界に発信します。

私たちと一緒にSDGsに向けて創造性を育む教育を広げてみませんか？

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SDGsデザインスクールのプロセス