レポート国公立デザイン系大学会議Yearbook 2019『Design Academia』2020.4.2

国公立デザイン系大学会議は、国公立デザイン系大学の学部・研究科などの団体をもって2019年10月に組織しました。国公立デザイン系大学の学部・研究科などが協力・共同して、デザイン教育・研究の改善および発展を図ることを目的としています。この度、国公立デザイン系大学会議に参加する大学の活動をまとめた2019年度年報『Design Academia』を2020年3月に発行しました。

『Design Academia』の前半は、会員団体である各大学の先端的な取り組みや教育カリキュラム、組織編成について紹介しています。また、2019年10月に実施した、第1回国公立デザイン系大学会議のレポートも掲載。会議当日のディスカッションからは、現在のデザイン学の潮流やデザイン教育が目指すビジョンを読み取ることができます。後半は、『Design Academia』を発行する九州大学未来デザイン学センターの紹介と今後の取り組みについて掲載しています。

 

冊子制作には学生やデザイナーが関わり、第1回国公立デザイン系大学会議で語られたデザイン学の潮流として、「デジタルでデザインすること」と「手を使ったデザインへの回帰」の二つの大きな流れが議論されました。この流れを装丁デザインにも反映し、データで編集・製本した冊子に、一冊ずつ手作業で色を入れました。一つも同じものがない手仕事ならではの味わいある装丁となりました。▲制作の様子

 

『Design Academia』は、日本全国のデザイン系大学の特色を一括して閲覧できる初めての冊子です。これからデザイン系大学を目指す若者や、デザイン系大学とのコラボレーション・共同研究などを検討されている企業や団体のみなさまにぜひご活用いただけますと幸いです。

 

冊子『Design Academia』をご要望の方はこちらまでご連絡をお願い致します。
九州大学未来デザイン学センター
c4df(a)design.kyushu-u.ac.jp

 

冊子の内容は一部WebサイトDe(a)ign Academiaからご覧いただけます。
https://design-academia.net/